公開日: / 最終更新日:
10月は乳がん啓発のための「ピンクリボン月間」。
乳がんは日本人女性の約9人に1人が経験する身近な病気です。がんが小さなうちに早期発見・治療がとても大切です。この機会に、ご自身のからだと向き合う時間を持ってみませんか?
ぜひご自身はもちろん、ご家族や大切な人のためにも知っていただけると嬉しいです。
参考|乳がん検診 乳がんとは?
乳がんは今や、日本人女性が最もかかりやすいがんです。誰にとっても”他人事”ではないものとなりました。
ピンクリボン運動は、乳がんで大切な人を亡くしたご家族が「このような悲劇が繰り返されないように」と願いを込めて、ピンクのリボンを配られたことから、乳がんの早期発見や正しい知識の広める象徴となっています。
日本でも医療機関やNPO法人を中心となって、全国各地に広がりをみせています。わたしたちONŪMORE(オンユーモア)の誕生も、代表の山本が乳がんを経験したことがきっかけです。治療を経て、「心地よい下着を作りたい!」という想いからブランドが生まれました。
乳がんは、早期に発見して適切に治療すれば、5年生存率は90%以上と非常に高くなっています。お風呂や下着をつけるときなど、日々の生活のなかでバストを意識する習慣を身に着けることが大切。
バストの変化に気づくきっかけになりますので、ぜひ一緒に確認していきましょう。
乳がんのセルフチェック方法をご紹介します。
乳がん患者さんの約半数は、ご自身で乳房の異変を見つけているそうです。
まずは下着の着脱時や入浴の際に、意識することから始めてみましょう。
①みる
上半身はだかになって、鏡の前に立ちます。頭の後ろで手を組み、色や形をチェック!「くぼみ」「ふくらみ」「ただれ」「変色」「ひきつれ」はありませんか?
②さわる
しこりや痛みがないか、指の腹でさわって確認しましょう。4本の指で円を描くように、軽く乳房をなでます。全体をまんべんなく確認してください。
③つまむ
乳頭の根元を軽くつまんで、分泌物がないか調べましょう。血が混じったような茶褐色の分泌物が出る場合は、乳がんの可能性があります。
何か気になる変化があったら、ためらわずに医師へ相談してください。日頃からバストに変化がないか、気軽にチェックをしてみましょう。
40歳以上の女性には、マンモグラフィーを使用した乳がん検診が推奨されています。定期的にチェックすることで、少しの変化にも気づきやすくなります。
早期の乳がんでは、自覚症状はほとんどないと言われています。少しでも違和感があれば、自己判断で終わらせずに検査を受けてみましょう。
今回はピンクリボン運動とバストのセルフチェック方法についてご紹介しました。ぜひ大切なご自身の体と向き合う時間をとってみてくださいね。